知ってると便利

3つのポイント関連

引っ越しの準備と時間

引っ越しには、いろいろな準備と時間が必要です。混乱しないように簡単なチェックリストを作成しましょう。作業の行程順に、準備や手配が終わったか「しるし」をつけていくと、スムーズに引っ越しプランが進みます。
直前になってあわてないように、運送事業者へは早めにお申し込みください。

請求書の額と見積り額

請求書の額は、見積り額を上回らないことが原則です。ただし、

  • 荷物の個数が増えた
  • 追加サービスを頼んだ
  • 引っ越し日が平日から休日に振り変わったなど

利用者の都合で変わった場合には、その分の費用が加算されます。
また、動植物や貴重品などはお引き受けできない場合があります。

予約のキャンセルまたは遅延手数料等

予約のキャンセルまたは遅延手数料等は次のようになっています。

  • 前々日…20%(運賃及び料金の20%以内)
  • 前日…30%以内(運賃及び料金の30%以内)
  • 当日…50%以内(運賃及び料金の50%以内)

引っ越し予定を解約された場合は、既に発生した費用(見積書に明記したものに限る)は、ご負担いただきます。

かしこい引っ越しのポイント

かしこい引っ越しのポイントは、運送事業者に対して、自分が「何をどう頼むのか」、そして「それはいくらかかるのか」をさちんと認識しておくことが大切です。

誰にもできる荷造りのコツ関連

新聞は包装に便利

新聞は最低1カ月分くらいためでおくと包装に便利です。ただし、汚れが付く場合もありますので、事前に運送事業者に相談しておくとよいでしょう。

粗大ゴミの処理について

粗大ゴミの処理については、各市区町村の窓口に問い合わせ、日時、場所など指示に従ってゴミを出します。
不要品となったエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4 品目については、家電リサイクル法のルールに則った取り扱いが必要です。処理方法については、購入された電気店などに問い合わせください。
回収は基本的に有料なので(無料の市区町村もあります)、問い合わせの時に料金や支払方法について確認しましょう。

転居先の立地条件の確認を

引っ越し当日のトラブルを防ぐために、転居先の前までトラックが横づけできるかどうか、道路幅や一方通行、搬出入口などの立地条件を確認しておきましょう。

転居先の下見と見取りの作成を

事前に転居先を下見しておき、コンセントやガス栓の位置、柱の出っぱりなどを調べ、家具の配置図を作成しておきましょう。この家具の配置図に従えば、当日はスムーズに作業が運びます。

電気器具について

ご家庭のコンセントを流れる電気には周波数というものがあり、西日本60Hz、東日本50Hzと異なります。周波数に合った機具を使用しないと、トラブルの原因となります。運送事業者に相談し、調整や部品交換を行ってください。

ガス器具について

都市ガスは地区によって、種類やカロリーなどが異なります。管轄するガス会社にガス機具の適正を確認し、不適当なものは部品交換や調整などを依頼しましょう。現住所・引っ越し先が共に同じガスの種類であれば、そのままの器具が使用できます。ガスの開栓には、ガス会社の立ち会いが必要です。

うっかりと忘れやすいもの

引っ越し時に、うっかりと忘れがちなものがあります。最後にもう一度ご確認を

  • 玄関の表札
  • 当日配達された郵便物
  • 戸外の自転車や三輪車
  • 当日出た粗大ゴミ
  • 床下収納庫内の品物など

輸送相談窓口

トラック協会では、引っ越しのトラブルをなくすために、引っ越しのご相談などを輸送相談窓口で行っています。お気軽にご利用ください。
相談窓口は各都道府県トラック協会トラック輸送サービスセンター一覧をご参照ください。

付帯サービス関連

さまざまな付帯サービス

このほかにも、運送事業者によってはベビーシッターサービスなど、さまざまな付帯サービスを行っています。どんなことでもお気軽にご相談ください。

大型商品や高価な美術品などの輸送

大型商品や高価な美術品などを輸送する場合には、保険料はどうなるのか、ということも確認しておきましょう。